皆さん、今回はゴルフシミュレータの種類と特徴についてご紹介します。
ゴルフシミュレータには大きく分けて2つの種類があります。
1. レーダ式
2. カメラ式
どちらのタイプもボールやクラブの計測を行って、その情報を処理してボールの方向や飛距離などをデータや映像に変換して出力することは一緒です。
1つめのレーダ式、これは軍事転用技術と言われております。
高速で移動する物体をとらえて何かをする技術、要はレーダと言われているくらいなので、ボールに電波を当ててその反射してくる電波を再度計測、ボールの挙動として捉えます。
2つ目のカメラ式、カメラなので映像・位置や角度としてデータを計測して、実際のボールの挙動として出力します。
では、本題としてどちらがどのように優れていて、長所短所はどのようなものがあるのかについてご紹介します。
先ず、レーダ式これはショットの計測精度としては高いです、しかしながらボールが映像として出てくる時間(つまり反応速度)が遅かったり、使う場所に制約が出たりします。
電波を使っているので電波障害が生じるような場所では使うことが出来ないのと、ボールの後ろにある程度距離を置いておかなければならないので、ボールの後ろにある程度のスペースが必要になります。ですので、どちらかと言えばアウトドア向けと言えます。冒頭にも書いた通り計測の精度は非常に高いので、ショットの精度に拘っている方(プロやトップアマチュア)に向いていると思います。
一方のカメラ式、天井や床に据え置くタイプなどいろいろな方式があり、ボールの後ろに広いスペースも必要無いので、どちらかと言えばインドア向けと言えます(精密機械で防水使用になっていないことも多くそもそも屋外で使えないことが多いです)。計測精度としては機種によって幅があります。カメラでの計測点が少なかったり、カメラそのものの性能、コンピュータの性能が低いとその分計測精度や反応スピードが遅くなったりすることがありますが精度、反応速度とも良いものもあります。価格やメーカさんも様々なものがありますので、Web等で是非調べてみてください。
どちらのタイプも、ボールやクラブの角度や方向、スピードなどいろいろなメニューを表示してくれます。いろいろなデータ表示してくれるので面白いし、ショットに関する意識も高まります。
それでは皆さん、本日はこれで失礼します。